コミュニケーション能力の本質は「伝わる」こと
最近読んでいる本があるので、その内容を雑にであるがまとめておこうと思う。
文字量も多くなく、ソフトカバーで読みやすいからおすすめです。
いやーにしても、この本に書いてあった通りになっちゃうんだけど、学生の時に思っていたコミュ力と、社会に出て(仕事で)必要なコミュ力って全然違うなあw
仕事で必要な「本当のコミュニケーション能力」はどう身につければいいのか?
- 作者: 安達裕哉
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2017/08/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
・コミュニケーションの本質は「伝わる」こと
・人を動かすことができるのは「伝わった」ときである。
・「伝える」だけではなく、「伝わる」ためにはどうしたらいいのか
・伝わるのは相手が聴きたい(見たい)と思う物だけである。
人間は見たくない物、みようとしない物は、基本的に見えない。
└とある会社で「リストラ」の問題が起きても他人事と感じる。
└40歳になっても残りの人生はせいぜい40年だが「死ぬのはまだまだ先」と思っている
古代ローマの政治家カエサルが言う通り、人間は自分が見たいと欲するものしか見えない。無理やりそれを見せようとすると、人は反発し、起こる。
現実と理想の両方を見る事ができる人は稀有な存在だし、それは一種の才能であるから、それを話し相手に期待してはいけない。
なので、「何を言っても伝わらない人」は存在する。そんな時は時間をかけなければならない。待つこと、状況が変わる事を待たねばならい。
そのような意味では「先送り」が正しい判断の時もある。厳しい現実を受け入れてもらうには、時間がかかる。
↑私自身に当てはまっている。上司からの指摘をなかなか飲み込めず、何度も同じようなミスを繰り返す。プライド?意地?になっている場合もあれば、ただ単に忘れているときもある。改善に時間がかかるパターンだ。
・感情抜きに「伝わる」ことはできない。
・論理ではなく、感情に乗せて伝える事が大事。
・数学者よりも音楽家や画家が伝える表現に秀でているのは感情に訴えかけているからだ。
・アドバイスが通らないのは論理的な説明になっているから。もと熱意と感情を込めてコミュニケーションをとる事が大事。
・真のコミュニケーションと上部だけのコミュニケーション。違いは何?
・良好な人間関係を保つために最も大切なのは「敬意」
・経緯があれば好き嫌い関係なしに対話できる。多様性を持ったチームをよく動かす事ができる。
・コミュニケーション力は気が効くか
・なぜこの仕事をしているのか、人事の意図はどこにあるのかを理解している。
・人当たりの良さだけで仕事はできない。真のコミュニケーション能力とは、すなわち相手の要求を「気を利かせて」読み取る能力だ。
・会話をする時はどちらかが手加減をしてあげる事が大事。
・相手が知らないことに対してガンガン話したって面白くない。
どちらかが合わせてあげる必要がある。
・聞き上手と話し上手をうまく使い分けることが大事。
「だろうコミュニケーション」から「かもしれないコミュニケーション」を。自分に都合よく思うのではなく、相手にきちんと言う、聞く。めんどくさいではあるが、「多様性を許容すること」の一つの代償である。
・社会人は「本音」と「建前」の両方の使い分けをできることが大事。
続きはまた今度読もう。日曜日かな。
仕事で必要な「本当のコミュニケーション能力」はどう身につければいいのか?
- 作者: 安達裕哉
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2017/08/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る