常に心の中には辞表を持つ
「辞めていいと思うこと」と、「会社を好きでいること/嫌いでいること」は、関係がありません。みなさんがどれだけ今の会社のことが好きだとしても、ぼくは辞表を胸に抱いておくことをおすすめします。ぼくの場合も、会社は好きですが、それでも「辞めてもいい」と思い続けて仕事をしています。
直感に反するかもしれないけど、会社が好きだからこそ、「会社を辞める」という「逃げ道」を確保しておきべきだと思います。「大好きだから、この人(会社)とずっと一緒にいたい」と思っていると、自分を曲げてまで、相手に沿い続けようとしてしまうものです。両者の関係というものは、お互いが大切なものを尊重しあえる状態でこそ、健全なものになると思っています。
確かに僕は素敵な上司たちに囲まれていて、このような人たちのようになりたいと思っています。しかし、ただついていくだけじゃダメなんだ、と最近強く感じています。そのままだと会社はなかなか大きくならないし、自分はいつまでたっても主人公になれないし、そもそも上司たちは「おまえは会社を創っていく側の人間。俺らと同じ立場にたててないといけない」と思っています。(実際に何度も言われています。)
上司たちを喜ばせるためには、ただ後ろをついていくだけでなく、主体性を持って動いて結果を出すことが大切。そうすることで、自分自身に自信がつくだけでなく、上司たちも喜ぶしそれを望んでいる。そしてその上司たちが喜ぶ姿を見て、さらなる自分の喜びとしてプラスになります。
なので感情で動くにしろ、自分自身の方向性をしっかりと持って、それをきちんと発することができるほどの気持ちを持つことが大切ですね!